暑中見舞いを出す時期や文例、喪中の場合の対応をご紹介!

「暑中見舞い」という言葉は広く知られています。

しかしそれを、いつ、何のために、どのように出すのか、さらに喪中の場合の対応となると、はっきりと答えられるでしょうか。

こういった挨拶状は、マナーを守ることが大切ですから、この機会に暑中見舞いについて押さえておきましょう。

Sponsored Link

暑中見舞いとは

暑中見舞いとは、季節の挨拶状の一つです。

1年のうち最も暑さが厳しくなる時期に、知人に安否をたずねたり、近況を報告するために出す挨拶状です。

夏の暑さが厳しい時期に、日頃なかなか会えない知人や友人、お世話になっている人やお客様などに安否伺いや近況を報告する季節の挨拶状です。

出典:暑中見舞い・残暑見舞い

具体的な状況としては、普段あまり会えない方への挨拶、お世話になった方へのお礼、お中元のお礼、結婚報告などが考えられるでしょう。

・お世話になった方にフォーマルな暑中見舞いを送りたい
・お中元をもらったので、お礼を書きたい
・結婚・出産・引っ越しをしたことを報告したい
・プライベートで、会社で、恩師に

出典:暑中見舞い・残暑見舞い

暑中見舞いを出す具体的な時期は、小暑(7月7日頃)から立秋(8月7日頃)の前日までというのが通例です。

そのため、例えば2017年であれば、小暑は7月7日、立秋は8月7日ですから、7月7日~8月6日の期間に出してください。

二十四節気の「小暑(7月7日頃)」~「立秋の前日(2016年は8月6日)」にかけて送るのが通例です。

出典:ゆうびん.jp

なお、立秋の前日までに届かない場合は、「残暑見舞い」として出すことになります。

小暑についての説明は、以下の記事をご覧ください。

【関連記事】
小暑・大暑の意味とは?2017年の日にちはいつ?慣習もご紹介!

暑中見舞いの形式と文例

暑中見舞いについて「いつ出すのか」「何のために出すのか」を押さえたところで、暑中見舞いの形式と文例を見ていきましょう。

暑中見舞いには決まった形式はありませんが、一般的には以下の4項目をこの順番で書いていきます。

  1. お見舞いの挨拶
  2. 時候の挨拶からはじまる主文
  3. 結びの挨拶
  4. 日付

注意点

  • 「1. お見舞いの挨拶」には句点「。」は書かない。
  • 「4. 日付」には具体的な日付は書かない。「盛夏」と書く。縦書きの場合は、年号を漢数字で書く。
  • 頭語(拝啓など)や結語(敬具など)は不要。

文例1

暑中お見舞い申し上げます

年々暑さが厳しくなり、今年もすでに全国で最高気温記録が更新されましたが、いかがお凌ぎでしょうか。

このような気候ですが、お陰様で、私たちは涼を得ながら元気に過ごしております。

酷暑の折、夏バテなどなさいませんよう心よりお祈りいたしております。

平成◯◯年 盛夏

出典:ゆうびん.jp

文例2

暑中お見舞い申し上げます

暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

おかげさまで家族一同元気に過ごしております。

酷暑の折から、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

平成◯◯年 盛夏

出典:暑中見舞い・残暑見舞い

文例3

暑中お見舞い申し上げます

暑い日が続きますがお元気ですか

私たちは元気に過ごしています

夏休みには久しぶりにお会いしたいですね

今度ご連絡させていただきます

まだしばらくは暑さが続くと思いますがくれぐれもご自愛ください

平成◯◯年 盛夏

出典:暑中見舞い・残暑見舞い

 

その他のポイントとしては、暑中見舞いは暑さが最も厳しくなる時期に出す挨拶状ですから、さやわかなイラストのはがきを用いたり、簡潔に文章を書くことを心がけましょう。

例えば、暑中見舞いはがき夏らしいデザインの絵はがきを用いるのも一つとして考えられます。

Sponsored Link

暑中見舞いの返事

ここまで暑中見舞いを出す側の立場で見てきましたが、反対に暑中見舞いをいただいた場合について見ていきましょう。

暑中見舞いをいただいた場合は、返事を出すものなのでしょうか。

実は、暑中見舞いは相手と交換するのが礼儀です。

そのため、暑中見舞いを出していない方からいただいた場合は、暑中見舞いとして返事を出しましょう。

特に、職場の上司といった目上の方からいただいたのであれば、必ず返事を出します。

なお、暑中見舞いの返事についても、立秋の前日までに届かない場合は、「残暑見舞い」として出してください。

「暑中見舞い」「残暑見舞い」は、礼儀として相手と交換するものと考えてください。

特に、目上の方から先にいただいた場合には、返信は必須です。

出典:ゆうびん.jp

文例1

暑中お見舞い申し上げます

暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

ご丁寧なお見舞い状をいただきまして、誠に恐縮に存じます。

酷暑の折から、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

平成◯◯年 盛夏

出典:暑中見舞い・残暑見舞い

文例2

暑中お見舞い申し上げます

寝苦しい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

このたびは暑中お見舞いをいただき、ありがとうございました。

おかげさまで家族一同元気に過ごしております。

まだしばらくは厳しい暑さが続きますが、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

平成◯◯年 盛夏

出典:暑中見舞い・残暑見舞い

喪中の場合の対応

いざ暑中見舞いを出そうと思った時、気になるのが喪中の対応

自分が喪中の時、または相手が喪中の時に出しても良いのか?という疑問です。

その答えは、一般的にはどちらの場合も送って構わないとなります。

なぜなら暑中見舞いというのは、年賀状のように「新年を祝う」ものではなく、「季節のお見舞い」なのですから。

ただし、はがきの絵柄(無地、控え目)や文章(心情を察した文章)、出す時期(四十九日以後)などに配慮する必要があります。

喪中であっても送ってよいですし、喪中の方に送っても構わないという考え方が一般的です。

とはいえ、出す時期(四十九日以降)や文面、はがきの絵柄などに配慮すべきです。

特に、喪中の相手に送る場合には、お悔やみや慰め、励ましの言葉など相手の心情を察したメッセージを、重くなりすぎない程度にさらりと添えるとよいでしょう。

出典:ゆうびん.jp

まとめ

暑中見舞いというのは、1年で最も暑さが厳しくなる時期に、知人の健康を気遣ったり、自分の近況を報告する挨拶状でした。

そして具体的なシチュエーションとしては、普段は会えない方への挨拶、お世話になった方へのお礼、お中元のお礼、結婚報告など、色々と考えられます。

近年はインターネットやSNSの発展に伴い、コミュニケーションの手段として手紙を用いる機会は確実に減っている状況。

減っている状況ですが、だからこそ手紙をやり取りすることによって、今まで以上に手紙の温かみを感じることができるはずです。

そのため、今まで暑中見舞いを出す習慣がなかった方も、今年の夏からはじめてみてはいかがでしょうか。