年賀状における「ご自愛」の意味と使い方!上司への年賀状で使っても良い?

「ご自愛ください」という言葉は、年賀状を含めた手紙やメールの末尾で使われる結びの言葉です。

そしてこの言葉は、相手を気遣う意味で使われますが、普段はあまり使わないので、いざ使う時に正しく使えるか心配になるかもしれません。

そこで今回は、年賀状における「ご自愛」の意味と使い方をご紹介します。

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「ご自愛」の意味は?

まず「自愛」の意味は、「自分を大切にすること」「自分の健康状態に気をつけること」です。

「自愛」の「自」は自分の身体、「愛」は愛おしむ(大切にする)を意味しています。

自分を大切にすること。自分の健康状態に気をつけること。
「時節柄ご―ください」

出典:goo辞書

そのため「ご自愛ください」の意味は、「お体を大切にしてください」「お体に気を付けてください」となります。

「ご自愛」は上司にも使うことができる?

「ご自愛ください」は相手の体を気遣う丁寧で優しい言葉ですので、上司や部下、親戚や友人、老若男女関係なく使うことができます。

そのため、上司あての年賀状でも問題なく使うことができ、むしろ目上の方に使うべきだと言えます。

また、相手によって「ご自愛ください」の表現を変えるというのも一つ。

例えば、親しい方あてなら「ご自愛くださいね」、目上の方あてならより丁寧に「くれぐれもご自愛ください」「ご自愛くださいませ」といった形です。

「くれぐれも」を付けることによって、相手を気遣う気持ちを強調することができますね。

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年賀状における「ご自愛ください」の使い方

それでは、年賀状における「ご自愛ください」の使い方をご紹介します。

日本郵便が「先輩・恩師」や「後輩・教え子」あての年賀状の文例を紹介していて、前者の文例では「ご自愛ください」を使用しているので、ご参考にしてください。

  • 年賀状を送る相手: 先輩・恩師

謹んで新年のご挨拶を申し上げます

旧年中は格別のご厚情をいただき心より感謝いたします。
本年もご指導ご助言のほどよろしくお願い申し上げます。

おかげさまで公私ともに順調に過ごしております。
本年は良き報告をお伝えできるよう努力していく所存です。

寒い日が続きますのでご自愛ください。
平成29年 元旦

出典:日本郵便

  • 年賀状を送る相手: 後輩・教え子

新年おめでとうございます

昨年はいろいろとがんばっていただき感謝しています。
おかげさまで随分と助かりました。

今年もなお一層の活躍を期待しています。

良い年となるようお互いにがんばりましょう。
平成29年 元旦

出典:日本郵便

注意点

「ご自愛ください」は相手の体を気遣う丁寧で優しい言葉ですが、注意すべきことがあります。

その1:体調を崩している方には使わない

年賀状に限りませんが、体調を崩している方には「ご自愛ください」は使いません。

なぜなら「ご自愛ください」は、「体に気をつけて、注意して」という意味なのですから。

そうした時には、代わりに「一日も早いご回復、ご退院をお祈りいたします。」とすると良いでしょう。

その2:「お体(お身体)をご自愛ください」は間違い

年賀状などで、「ご自愛ください」を「お体(お身体)をご自愛ください」といった形で使っているのを見たことがあるかもしれません。

実は、この使い方は重複表現となるので間違いです。

「自愛」には「自分の体」という意味が含まれているので、いわゆる「頭痛が痛い」という表現と同じになってしまいます。

まとめ

いかがでしょうか。

「ご自愛ください」は、相手の身体を気遣う言葉であり、その意味は「お体を大切にしてください」です。

そのため、もらった側は心温まるものですので、年賀状においても、上司や部下、老若男女関係なく使うことができます。

是非とも積極的に使っていき、相手を気遣う気持ちを伝えましょう。